2008-01-01から1年間の記事一覧

さて2008年最終となる記事ですが、 前回までの電磁気のお話とは打って変わって 今回はがらりと変わります。2007年最後では自来也の遺した暗号について書きましたが、 その後作中で明かされた解答も依然その意味が不透明なまま 暗号が暗号を産んだ形で終わり…

そろそろ2008年も暮れかかるということで、 ラストダンジョン的な考察になります。 0.導入 さてここからが本題となるアンペール・マクスウェルの法則への突入です。 ここが果たしてナルトのサイトであったかどうかがあやふやになるくらい 骨が折れる数式に…

年末第三弾も神羅天征についてです。 0.導入 電荷というものがあって、ここから放たれる電場というものが、 離れたところにある電荷に作用を及ぼすことから、 チャクラ場というものがあって、ある種のチャクラとチャクラが 作用を及ぼしあうように考えたの…

年末第二弾は天道ペインの術についてです。 0.導入 天道ペインの神羅天征は、物体をあたかも重力を無視して、 ペインの意のままの引力と斥力によって動かすことができる念力のような術です。 この術はペインの想定外の物体には効果がないことから 任意の対…

さて、年も暮れに迫って参りました。 8、9月以降忙しさにかまけて更新がおろそかになり、 なかなか考察が書けていなかったのですが、 これだけは年内に書いておきたいということを いくつか書いていきたいと思います。 片手間にでも読んでいただければ幸い…

429 『痛みを』 1.痛みを(1) 妙木山…ペインはガマの隠れ里であることを知っているようです。 「圧倒的な力の前では全てが無意味。 お前たち大国が証明してきたことだ。」 ペインの術に対向して、足元にチャクラを集めますが、 大きな力の前には無力であ…

428 『対談』 .対談 地獄道ペインの前に飛び出した木ノ葉丸。 捕まることを警戒しますが、壁際に追い詰められ捕まってしまいます。 浮かび上がる輪廻眼の閻魔。助けに来たエビスも蹴り飛ばされ、 もはや絶体絶命と思われますが、捕まった木ノ葉丸は影分身体…

427 『再会』 .再会 ペインの前に飛び出した木ノ葉丸。 火影の孫として誰も正面から相手をしてくれなかった―― そんな中でただ一人だけ正面から自分に向き合ってくれたナルト。 憧れでありそしてライバルである、そんなナルトの背中に早く追いつきたい。 「…

426 『ナルトと木ノ葉』 .ナルトと木ノ葉 フカサクとの融合を何度も試みるナルト。 しかし、いかにフカサクと言えど拒絶されてしまいます。 なす術がないようにうずくまるフカサク。 その背中には自来也の遺したメッセージ。 「…最後まで諦めんじゃねって、…

425 『はたけカカシ』 カカシは本当に死んでしまうのでしょうか。 1.はたけカカシ 「…オレはもう………死ぬ。けど…お前の目になって …これから先を見てやるからよ。」 オビトとの別れ。そして受け継がれた写輪眼。 オビト、そしてリンの想いをその胸に、 カカ…

424 『決断』 1.決断(1) 負傷者を癒すカツユの分裂体。 暗部4人に四方を守られ、遠隔でチャクラを懸命に送り続ける綱手。 それを後目にダンゾウは自分の野望のため、 “然るべき犠牲を払わせる”ために地下へと身を潜めます。 「この騒ぎに乗じて綱手の…

423 『天道の能力』 .天道の能力 秋道一族を中心とする班が援軍として駆けつけ、 少々余裕を取り戻すことができたカカシ。 「相手の能力が何なのかを判断するまで 変わり身と分身を使うカカシの常套手段。 …前に組んだ時と変わってねーな。 相変わらず巧み…

422 『カカシ VS ペイン』 .カカシVSペイン 紙でぐるぐる巻きにされた木ノ葉の忍。 紙が集まって浮かび上がる小南にナルトの居場所を問いただされますが、 屈せずに「くたばれ」と言い放ちます。 ギロっと恐い顔で見下す小南。おそらく―― 一方で餓鬼道ペイ…

421 『ナルトを呼び戻せ』 1.ナルトを呼び戻せ!!(1) 暴れまわるペインの大百足。逃げ惑う人々。 一人の少女が転んでしまいます。 あわやというタイミングでサクラが助けに入り事なきを得ます。 「…まさか直接攻め込んでくるなんて…」 九尾を狙って不意…

420話『戦場、木ノ葉』で扉絵を飾るのが人柱力の9人。 この9人について見ていきます。 .人柱力について 人柱力とは尾獣という巨大なチャクラの塊のような生物を媒体となる人にとどめたとき、 その人物が発する力またはその人物をさすようです。 そうする目…

420 『戦場、木ノ葉』 カラーで描かれた9人の人柱力。 指の本数で自分が何尾の人柱力なのかを表しているようです。 この9人は後日[人柱力・尾獣について]で触れることにしましょう。 1.戦場、木ノ葉 イルカの前に現れた弥彦型ペイン“天道”。 九尾の人柱…

419 『襲来』 1.襲来 ペインは六道を自ら名乗る通り、その6人の呼称をそれぞれ 天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道 としているようです。名前の通り、 修羅道ペインは自来也の腕をひきちぎるほどの戦いぶりを見せ、 餓鬼道ペインは貪欲なまで…

418 『仙人ナルト』 1.仙人ナルト 油を使用せずに自然エネルギーをチャクラとして練れるようになったナルト。 仙人モード化し、目のあたりに黒い隈取りが出来ます。 これは仙人である証。 蛙化もせず、さらに大きな仙術チャクラを練れるようになったようで…

417 『雷影、動く』 1.雷影、動く 「ユギトだけでなくビーまでも。 ビーがやられるなど信じられん!」 暁、サスケたちに送った偵察者の報告を待つ雷影。 その巨体全身で憤りの雰囲気を醸すほど苛立っています。 ジェイと呼ばれるその偵察者は連絡トカゲを…

1.憎しみが憎しみを呼ぶ 「イタチを犠牲にした平和などオレの望むものじゃない。 真実を知った今イタチの生き様を継ぎ木ノ葉を守る事などオレには到底できない。 そして上層部の三人は絶対に許せない。イタチの命を代償にして ヘラヘラと平和を満喫してい…

416 『ド根性忍伝』 今回は長くなるので二部構成にさせていただきます。 続きは【憎しみの連鎖を断て、諦めない想い(i)】へ。 3.憎しみに囚われし者 八尾をどうにかとらえることに成功した鷹。 キラービーをトビに渡します。 サスケは身体を休めてから木ノ…

416 『ド根性忍伝』 今回は長くなるので二部構成にさせていただきます。 続きは【憎しみの連鎖を断て、諦めない想い(ii)】へ。 1.ド根性忍伝 舞台はド根性忍伝の中の世界。 二人の忍が鎬<しのぎ>を削るようにして戦っています。 一人は木ノ葉隠れの、も…

415 『新しき力』 遅れました。大変申し訳ありません。m(_ _)m 1.新しき力(1) 天照、漆黒の業火が八尾を包みます。 八尾といえど、その炎に取り乱さずにはいられません。 炎を消そうと水上を暴れまわる八尾の尾がサスケ、重吾に迫ります。 間一髪、香燐…

414 『暴れ牛』 .暴れ牛 八つの尾を持つ巨牛。その威容に慨然とする一同。 八尾から感じられるチャクラの異様さは、香燐に本能的にその危険さを悟らせます。 「敵を刺す♪ 敵刺すロングホーン♪ ウイイイイイイ!!!」 八尾を完全に制圧下においている、 それを…

今回はサイの態度について考えます。 1.慇懃無礼 慇懃<いんぎん>無礼とは表面上は丁寧な態度を装っていても、 悪意のある内容の話をしたり、相手を嘲ったり蔑むような態度であるような場合や、 または丁寧すぎて、尊大に感じたり、誠意が消えうせてしま…

413 『崩落』 3週間もの間更新が滞っていて申し訳ありませんでした。 またぼちぼちと記事を書き出していきたいと思いますので、 よろしくお願いいたします。 .崩落 「ウイイイイイ!!!」 咆哮とともに突き上げるように翳した左腕。 人差し指と薬指が天を指し…

暑中お見舞い申し上げます。『ナルト世界の謎を紐解く』にご訪問くださる方々、 日ごろよりの感謝の意を申し上げます。猛暑が続き、大雨などの異常気象が各地を席巻するここ最近。 『NARUTO-ナルト-』もいろいろ波乱含みの展開を迎えています。 しかしそんな…

蝦蟇の口寄せの際に契約者の名前を記す巻物。 92話『木ノ葉と音と砂と…!!』(11巻44ページ)と 409話『仙術伝承…!!』でフカサクが口寄せした巻物の情報から、 『史上最強口寄せ忍蝦蟇契約書』という巻物であることがわかります。この巻物に書かれている契約…

【多重影分身の回転系1・微小回転】*1 【多重影分身の回転系2・慣性系と回転系】*2 ではなんだかたくさん数式が出てきましたが、 この記事では遠心力について簡明な結論が出ます。 数式が苦手な方も3.結論をご覧になっていただければと思います。 1.遠…

1.理想の仙術チャクラ さて仙術とはフカサクによれば、 「全てはバランスじゃ。 精神エネルギーと身体エネルギーと自然エネルギーのこの三つ。 この三つをバランスよく練りこまなきゃ仙術チャクラはできん!!」 取り込む自然エネルギーは多すぎても少なすぎ…