422 『カカシ VS ペイン』

.カカシVSペイン

紙でぐるぐる巻きにされた木ノ葉の忍。
紙が集まって浮かび上がる小南にナルトの居場所を問いただされますが、
屈せずに「くたばれ」と言い放ちます。
ギロっと恐い顔で見下す小南。おそらく――


一方で餓鬼道ペインと対峙する木ノ葉の忍たち。
6人がかりで攻撃しますが、
忍術を吸収されてしまうことに気づいたようです。
直接攻撃に切り替えようとしますが、
思惑にはまったのか餓鬼道ペインは笑みを見せます。


また地獄道ペインもナルトの居場所を尋問しに詰め寄ります。
まるで閻魔大王が睨むかのようなそんな気配をただよわせます。


口寄せの術で巨大ナメクジ・カツユ。
綱手自身のチャクラを受け取って、分裂体が動き回ることで
治療の範囲と効率をあげるのが狙いのようです。

「何が何でもこの里は守る…火影の名にかけて!」


修羅道ペインに応戦するカカシ。
不意を突いた雷切も、ペイン特有の視界共有によって、
かわされてしまいます。
マントを脱ぐ修羅道ペイン。
隆々とした首の側面から顔が二つ浮かび上がり腕が6つに。
三面六臂はまるで阿修羅のような形態です。
次の瞬間、天道ペインに吸い寄せられるような感覚を覚えたカカシ。
まるで真空状態に空気が雪崩れ込むように、
空間が天道ペインの方に吸い寄せられているようです。
空間を意のままに引き寄せたり、逆に遠ざけたりするのが
どうやら天道ペインの能力の様です。
しかも修羅道ペインは引き寄せられていないので、
必ずしも自分のまわりでなくても、
任意のある点と別の点を結ぶ空間を自在に操れるように見えます。
一度は鎖分銅につかまりこの吸引空間に抵抗しますが、
手がすべりみるみるうちに修羅道ペインの方へ引き寄せられます。
そしてサソリの尾の様な鋸に貫かれてしまいます。
しかしそれは雷遁影分身。本物は地中に身を潜めていました。
大量の電流が流れたようで、一瞬動きがとまる修羅道ペイン。
そこを駆けつけた秋道チョウザ・チョウジ親子が巨大化張り手。
天道ペインは逃しますが、修羅道ペインを戦闘不能にします。

「こっちも準備はしてたんですけどね…
 チャクラ温存できて助かりました。」

まだまだカカシは余力を残しているようです。