674『サスケの輪廻眼』 1.サスケの輪廻眼(1) マダラによって放たれた《仙法・陰遁雷派》。 マダラは仙術を当然のように扱う事が出来て、 陰遁――すなわち精神的なエネルギーが雷のようになって ナルトとサスケに向けて驟雨の如く打ち付けるのですが、 ナ…

673『オレらで…!!』 1.オレらで(1) 「(点穴のチャクラが消えない? …どういう事だ? いったい何をした!? 八門の最後を止めたとでもいうのか…!?)」 ガイの八門のうち最後の門である死門から チャクラが吹き出し終えたことを確認したマダラ。 その死門…

遅くなりましたが、 更新できていない3話を今週中に 記事にしていきたいと思います。 672『夜ガイ』 1.夜ガイ(1) 「心臓の点穴からみても… 次が最後の攻撃となるな…」 マダラにはガイが八門全てを開ききる様子が見えました。 ガイも最後の死門を痛みに…

671『ナルトと六道仙人』 扉絵にはナルトを象徴するアシュラ像。 退避するようにサスケを象徴するインドラ象。 帝釈天(インドラ)との戦いに常に負け続ける落ちこぼれの阿修羅。 一方で雷を自在に操り戦いに幾度となく勝利を収めるも、 次第に人心が離れて…

670『始まりのもの』 1.始まりのもの(1) 「…ここは……? …オレってば……死んだのか?」 温かく自分を包む水辺。 ふと意識を戻したようにナルト。 「何をもって死とする? 御主の死に対する倫理的観点は ワシの時代のものとは異なるな。 簡単に己を"死"と…

669『八門遁甲の陣』 1.八門遁甲の陣(1) 「行って下さいガイ先生!!! ボクはもう――」 最後の覚悟を表すように 紅く燃え上がるガイの闘気。 死門をこじ開け、 六道の力を手にしたマダラすら凌駕する勢いです。 「アレがガイ先生の言っていた夕象!!」 ガイ…

668『紅き春の始まり』 1.紅き春の始まり(1) 「まさか…最後の死門を…」 言葉を失ったのはカカシだけじゃありません。 一同はその覚悟の意味を知り目を丸くします。 「ガイ! それはダメだよ! よく考えるんだ! ここに居る誰もそれを望んではいないよ!…

667『碧き日の終わり』 1.碧き日の終わり(1) 「てめー!! どこのどいつだか知らねーが サスケに何してやがる!?」 逸る香燐ですが、 よく見るとそこには見知った顔が―― 「アナタだったのね… カブト。」 そこにはイタチの術に嵌められたはずのカブトの姿が…

666『二つの万華鏡』 1.二つの万華鏡(1) 「すり抜ける…… お前本来の右目の力か」 身体をすり抜けさせるオビトの写輪眼の力。 オビトを引き離さそうと振りかざした右手を いとも容易くすり抜けさせます。 いったん間合いをとるマダラ。 「オレから尾獣を…

665『今のオレは』 1.今のオレは(1) 藁に縋るようにつかんだ最後の望み―― それを一瞬にして吹き飛ばすような最悪の状況。 「ゼツ…。いつまでオビトにへばりついている。」 マダラの登場―― しかも十尾の人柱力となっています。 「スミマセン… デスガコイ…

664『父親だから』 1.父親だから(1) 「(…大蛇丸はサスケの状態によっては 体を奪いにかかるかもしれない… それが君麻呂の願いでもあるが… 香燐はそれを許しはしないだろう…)」 サスケのもとへと向かう道中。 大蛇丸の心中を理解しきれていない重吾は …

663『絶対に』 1.絶対に(1) 血を吐き倒れ込むサスケ。 一方で、尾獣を抜かれ意識の回復が見られないナルト。 そんなナルトを必死で蘇生治療を施そうとするサクラ。 「心音も…脈もない…」 しかしナルトの心臓からはもはや拍動すら感じられません。 「し…

662『本当の終わり』 1.本当の終わり(1) 「マダラ…貴様という奴は!」 サスケを貫く刃―― 同じうちは一族とは言え、 容赦のないその様に辟易とするように 扉間は吐き捨てます。一方、その頃、黒ゼツと一体となり "ぐるぐる"と化したオビト。 木遁によっ…

661『失敗した世界』 初更新遅くなりましたm(_ _)m 2話更新です。 前話については非常に良い話だったので、 少しばかり熱く書いております。 お時間がありましたら是非読み返してみてください。 http://d.hatena.ne.jp/naruto_AG23/20140122/ 1.失敗した…

守鶴の人柱力であった僧侶、分福が掴んでいた一つの幸せの形。 そこに到達できる人は少ないかもしれませんが、 人間の本質は本来そこに行きつくのだと、 彼は見抜いていたのです。 660『裏の心』 1.裏の心(1) 「(そうだ。この九喇嘛状態を解けば…!!)…

2014年、明けましておめでとうございます。旧年の特に後半は忙しさに感け、更新が滞るも、 なんとか更新していた事態です。 いろいろと考察したいことがありますし、 このブログの特徴でもある 数理的な部分からのアプローチも試みたいのですが、 なかなかそ…

659『輪墓・辺獄』 非常に遅くなりましたが、 659話を挙げておきます。 1.輪墓・辺獄(1) 「この血の味…この痛み… オレの体だ…。 やっと……闘いを実感できるぞ!!」 《輪廻天生》によって、 完全復活を果たしたマダラ。 穢土転生による偽の肉体ではなく、 …

658『尾獣 VS マダラ』 1.尾獣 VS マダラ 「…ここに居るのは…」 「ああ…マズイな。」 尾獣たちとマダラが睨み合う中、 連合軍の忍たちは一旦退却します。 「ここから離れろ!」 とシーが呼び掛けます。 守鶴と共に我愛羅が見据える先にはマダラ。 「守鶴!…

657『うちはマダラ、参る』 1.うちはマダラ、参る(1) とうとう《輪廻天生の術》により甦ってしまったマダラ。 しかし起き抜けのもっとも隙があるときを狙わない手はありません。 突如、マダラの身体を黒い炎が包みます。 「旧時代の遺物がしゃしゃるな…

656『交代』 1.交代(1) 「(――ナルトの道か…。)」 今一度カカシの言った言葉の意味を 反芻しながら頷くオビト。 「…かもな。」 失敗うんぬんでなく、 支えてくれる人々の想いとつながり。 それが力となることを、 ようやく理解したのです。一方で柱間…

オビトの何が間違っていたのか。 ナルトとオビトは何が違うのか。 信じること、つながり、諦めない思い―― 正しい道とは何か――。 そこに答は存在するのか――。 この回は深く考えさせられます。 655『轍』 1.轍(1) 「約束を守ったな…! うずまきナルト。 …

654『うちはオビトだ』 1.うちはオビトだ 差し出されたナルトの手。 オビトは、ややあって、目を瞑り、 差し出された手を繋ごうとするように見えましたが、 そのままナルトの首を掴みにかかります。 「オレはそちら側に行くことはない…! 今までの道に後悔…

653『ちゃんと見てる』 ナルトが本当の大人になったんだと思わされる回です。 1.ちゃんと見てる(1) 「うちはオビトだと… 今さらその名に…その存在に何の意味がある? 十尾と融合した今、超越者として悟りに至ったのだ。 つまりオレはもう人ではない。 …

652『ナルトの轍』 1.ナルトの轍(1) 「思った通りだ! お前がもらってた尾獣共のチャクラに呼応して、 一撃で奴から尾獣チャクラを引っ張り出せたな!」 と嬉々と語る九喇嘛。 ナルトも頷きます。 ナルトが想いを込めた一撃は、 各尾獣たちからもらった…

651『埋めたもの』 1.埋めたもの(1) 「かつてマダラがやったのも… こんな感じか。」 マダラによる九尾の須佐能乎強化の逸話は サスケも知るところです。 「これは… ナルトとサスケ…?」 外界で起こっていることがカカシにも少し視えました。 「今さら何…

650『眠るのは』 なぜナルトは諦めないのでしょうか。 そして信じ続けるのでしょうか。 その本当の意味―― それはオビトにはわからないでしょう。 1.眠るのは(1) 「怯むな!! 行くぞ――!!」 士気を取り戻した連合軍。 「あの大樹を切り倒すぞ!!」 柱間を先…

649『忍の意志』 1.忍の意志(1) 「ワシ達の代で…その夢についての会談は もう必要なさそうだな。…違うか?」 と雷影としてエーが言います。 「…そうですね。」 賛同する水影メイ。 「当たり前じゃぜ。 ただしここで勝たねばそれも成就せんぞ!」 土影オ…

648『忍の夢』 1.忍の夢(1) 「サスケェ!! オレも行くってばよ!!」 闘気を剥き出しに、 サスケと共闘することを宣言したナルト。 「…うずまきナルト (何度も…何度も…)」 なかなか折れそうで折れないナルトの心をみて、 オビトも苛立ちを見せています。…

647『後悔』 1.後悔(1) 月夜に聳え立つ不気味な神の樹。 大蛇丸に回復された五影たちは、 戦場の方へ移動中に塔と見紛うほどの そのおどろおどろしきものを目の当たりにします。 「シカマル!!」 一方、戦場では十尾によってチャクラを奪われ、 シカマル…

646『神樹』 前回645話の感想は少し遅れております。 今回は忍がなぜチャクラを操れるようになったのか についての秘密が明かされます。 1.神樹(1) 「一旦、結界を止めるか…」 無限月読で、剥き出しになった十尾の巨木。 その成長は結界を解いたところ…