2011-01-01から1年間の記事一覧

567 『木ノ葉の里の人柱力』 扉絵には雲隠れのような忍び衣装を着込んだ一尾から九尾までの人柱力たちと、 岩を試し切りする出撃準備が整ったサスケです。 1.木ノ葉の里の人柱力(1) 「サスケと香燐は無事だろうか?」 どこかの森林を歩く重吾と水月。 …

566 『眼と獣』 .眼と獣 「振り落とされんなよナルト♪ ここからが本番だぜなんと♪」 八本の尾を旋状に巻いて、回転を始める八尾。 まるで竜巻のように回転の勢いで、周囲のあらゆるものを巻き上げます。 その名も尾獣八巻き。木々が覆いつくしていた辺り一…

人柱力と尾獣についての資料です。 下手なスケッチつきのレポートです。 .人柱力と尾獣 【一尾】 守鶴 しゅかく 【人柱力】 :我愛羅 モチーフは狸。特に守鶴という僧侶に化けた狸が汲んでも尽きないお茶を沸かしたという逸話や、 この守鶴という僧侶のもと…

565 『人柱力 VS 人柱力』 1.人柱力VS人柱力(1) 「九尾も八尾もお前なんかにゃやらねェ!!」 尾獣化する彼らを見ても、怯まない様子のナルト。 「奴ら尾獣を抜かれたハズだろ!?」 ビーは尾獣化する彼らを見て、 なにやら不自然さを感じている様子。 それ…

564 『誰でもない男』 1.誰でもない男(1) 「くそっ硬って―… ヒビも入らねェ…」 仮面の男に頭突きするように激突したナルト。 ナルトが九尾チャクラを纏っていたにも関わらず、 面すら割ることができません。 仮面の男の周囲には特殊なチャクラが張られ…

563 『五影集結』 1.五影集結(1) 「ちょうどいい……。 これぐらいでなければ、試しがいがない。」 五影が結集したにもかかわらず、 焦ることもなくむしろこの状況ですら楽しんでいるようなマダラ。 「二人を回復する!! 雷影、水影! 少しの間、時間稼ぎ…

562 『己を拾う場所』 1.己を拾う場所(1) 「ワシが相手をする!1」 重傷の体を起こし、マダラの方を見るオオノキ。 「無茶だって!! ボロボロじゃねーかよ、もう!!」 その怪我を見てテマリも止めようとします。 「もう少し術を試したいんだが……、 もう踊…

561 『その名の力』 1.その名の力(1) 「隕石…どうやって…!?」 「これが忍術だとでもいうのか…!? …逃げ切れねーぞ…コレ…」 規模がまるで違う―― その強大な力に一介の忍では、 もはや何をして良いのやら、 金縛りにあったように身動きがとれません。 「ま…

560 『うちはマダラ』 1.うちはマダラ(1) 「じゃあ…目の前のあいつが本物のマダラで…、 今までマダラだと思ってたのは、 …別の奴だったってことか?」 とナルトの言うように、 今まで仮面の男がマダラであることを 疑うことすらしてこなかった―― 得たい…

559 『増援到着』 1.増援到着(1) カブトが無に口寄せさせたのは棺桶。 そう穢土転生の術だったのです。 亀裂が入り崩れ去る棺桶。 「やっとか……。 長門のガキを……うまく成長させたようだな。」 立ち上る土煙とともに現れた人物。 「…まさか次の口寄せが…

558 『カブトの切り札』 ―――――――――――――――――――――― 10月10日、ナルトの誕生日に更新します。 カウンターは絵柄が元サイトからなくなってしまったようですが、 元サイトは生きていておよそ193万ほどでした。多謝m(_ _)m 近々、他所のカウンタに乗り換える予定で…

557 『蒸危暴威』 最近遅れ気味で申し訳ありません。m(_ _)m しかもカウンターがバグってるのに最近気づいた次第です…(T_T) 1.蒸危暴威(1) 水蒸気爆発の後、辺りの空を覆い尽す薄暗い雲。 ぽつぽつとあられが降り始めます。 「水蒸気爆発によって持ち上…

556 『我愛羅 VS 水影』 1.我愛羅VS水影(1) 「弱点を教えてやってるのに、どいつもこいつも…!」 蜃<おおはまぐり>がつくりだす蜃気楼。 その情報を与えてもらったところで、 二代目水影の圧倒的な強さに翻弄されるだけ。 「(…これは水というより、…

555 『矛盾』 連休で少し羽をのばしてきました。 だいぶ遅くなってしまいましたが、 555話『矛盾』についての記事です。 1.矛盾(1) 「な…なんだこの感じは? またナルトの術か何かか?」 尾獣玉のただならぬ気配に、テマリを含め一同が慄きます。 「(…

554 『螺旋手裏剣の限界』 .螺旋手裏剣の限界 三代目雷影にむかって螺旋手裏剣を飛ばさずに、 九尾チャクラの手をのばして当てにいくナルト。 「…この感じ、風遁だな! 螺旋丸の進化版か? この術なら当たればいける!!」 テマリはナルトの風遁・螺旋手裏剣…

553 『主戦場到着』 私信です。はてなブログの仕様なのか、 広告が表示されるようになってしまっていました… これははてなポイントプログラムなるもののようでした。 1.主戦場到着(1) さっきまでのへたり具合は、一時期的なものだったのでしょうか。 二…

552 『火影の条件』 1.火影の条件(1) 「じゃあな。」 長門は満足そうな笑みを浮かべ、 須佐能乎のひょうたんに封印されていきます。 それとは対照的にこぼれていた笑みが、 悔しさに歪んだ表情に変わり、 地面を拳で突くカブト。 「長門め…。 やはり機…

551 『長門を止めろ』 1.長門を止めろ(1) 長門の人間道の術にかかり ナルトは魂を抜き取られるような感覚に襲われます。 引き寄せられる"万象天引"の術、 強い斥力で遠ざけられる"神羅天征"の術、 口寄せの術、忍術チャクラを吸い取る餓鬼道の"封術吸印…

1.深まるシスイの謎(1) 550話『別天神』において、 シスイが万華鏡写輪眼を開眼していたことが 明らかになりました。 かつてイタチが兄のように慕っていたシスイ。 「自己犠牲…。 …陰から平和を支える名も無き忍…。 それが本当の忍。 シスイがオレに教…

結論に急ぎたい方は螺旋丸の制御(3)へ 1.螺旋丸の制御(1) チャクラの高速な流れをマクロで考えたときに 実際、ジャイロ効果が考えられ、 いったん自転(回転軸に対して円運動)をはじめると 姿勢を乱されにくくなると考えられます。(乱回転は起こり…

ジャンプが合併号なので、 次号までに3つほど考察の記事をあげたいと思います。 1つはうちは一族(主にシスイ)に関しての考察、 そしてもう2つは前回までで中途になっていた 【掌の上の螺旋丸】についての考察で、 こちらを先に終わらせたいと思います。…

550 『別天神』 1.別天神(1) イタチの万華鏡写輪眼に呼応するように、 ナルトの口から左眼に不思議な瞳を持った烏が出てきます。 その烏を見、以前イタチが自分に問いかけてきたことを ナルトは思い起こします。 ――"兄弟"のようにサスケを思うなら、 そ…

いよいよ前回までの長かった前フリが、 繋がっていきます。 1.一次元波動方程式の解(1) 前回*1登場した、 波動現象をあまねく表す波動方程式 についてですが、螺旋丸は球形ですので、 ここでようやく【掌の上の螺旋丸2・極座標とラプラシアンの導入】…

以前、チャクラは波動であるとして考えました。*1 この考え方を少し発展させて螺旋丸についての 波動現象を考えてみようと思います。 1.波動方程式の導出(1) さて天下り的になりますが、あまねく波動現象は、 以下の偏微分方程式に帰着します。 (*1)こ…

いよいよフーリエ変換です。 1.フーリエ変換(1) 関数 を一般区間 で、 複素フーリエ級数展開すると以下のようになるのでした。 (*1) (*2)これらをまとめると次のように書けます。 (*3)ここで、 のようにおくと、 ここで とすれば、 となって、 (*4)が導…

フーリエ級数の続きです。 1.一般周期のフーリエ級数 関数 を区間 (周期2π)で フーリエ級数展開すると、 (*1) (*2)と書けるのでした。 そこでこれを一般の区間 について、 フーリエ級数展開できるように拡張します。 今、次のような対応関係を考えます…

前回までで、極座標を導入していたのに、 それを全く使っていなかったのには理由があって、 実は螺旋丸のお話はまだ続きがあります。 そのためにどうしても必要となる数学の道具として、 フーリエ変換について触れておこうと思います。 まず前座としてフーリ…

549 『イタチの問い』 1.イタチの問い(1) 「久しぶりに会った事になるんだろうが…、 死んでたんですぐな気もするな。 …少し変わったなナルト。」 死者の世界から蘇り、再会したナルトを見て、 長門は言います。 「ああ…コレか…! これってば九尾のチャ…

548 『ナルト VS イタチ』 1.ナルトVSイタチ(1) 「オレが…母様に愛されていた…?」 目を丸くし、戸惑う我愛羅。 夜叉丸から聞いたこととはまるで正反対です。 「オレが夜叉丸に嘘をつき演じるように命令したのだ。 …お前を追い込み尾獣の暴走の有無を確…

547 『価値あるもの』 遅れ遅れで毎度申し訳ありません。 しかしなんとか記事は書いていきたいと思いますので、 どうか優しく見まもっていただければ幸いです。今話も重要な話でした。 両親を失ったけれど信じ続けられ託されたナルトと 片親を失って、もう片…