2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

395 『トビの謎』 .トビの謎 シノのまわりを蟲がジワジワと覆い、そして解き放たれると、 一斉にトビへと飛んでいきます。 「油女一族は一点集中型の攻撃ではなく、空間を大きくとった 広範囲型攻撃を得意とするんだ。」 寄壊蟲の広範囲空間攻撃はトビの逃…

1.憎しみ、兄弟の絆 兄への憎しみを貫いてきたサスケにとって、 兄を超えること、それが全てでした。 対してイタチの方はというと、サスケの眼を奪うといいながら、 あわせるような戦いを見せ、 真意は分からぬまま、兄弟対決は幕引きになってしまいます。…

「…痛みで世界を導くより、痛みを乗り越えたお前の力で、 それを成し遂げて欲しかった。」 自来也は痛みで成長することを否定してはいません。 しかし、世界に痛みを直接もたらすことは否定しています。 痛みで成長する――、自来也の望んだ正しい成長とはなん…

394 『サスケの勝利』 1.サスケの勝利 いまだなお燃え盛っている漆黒の炎にひらひら舞い落ちる木ノ葉。 瞬く間に漆黒の炎で包まれますが、風で飛ばされ、 火種となって近くにある木も漆黒の炎で包みます。 いくつもの戦いを掻い潜り、 それでもなお解消さ…

341話『修行の成果…!!』において、 ナルトとサスケの対立を風神雷神の対立に見立て、 俵屋宗達という人が描いた風神雷神図(こちら)に似た構成で、 この扉絵は描かれています。 雷神が向かって左、風神が向かって右に位置し 同じようにしてサスケ、ナルトが…

別館【ナルト世界の謎に縺れる】に投稿してくださっている方々(ありがとうございますm(_ _)m)のうち、 さちさんによると、ナルトの九尾封印の術式にある渦巻模様が、 11巻17ページおよび41巻19ページの対比により、 左巻き(反時計回り)と右巻き(時計回…

393 『オレの眼』 1.オレの眼 瓢箪様の徳利に吸い込まれていく大蛇丸の力… しかし十拳剣をかいくぐるように、大蛇丸の目元と似た蛇が数匹逃れていきます。 やつれた姿のイタチ。須佐ノ乎はゼツもあまりよく知らない術のようですが、 その術の効力に伴って…

闘の書(第一部終了)時点における 木の葉の忍に関するBMI*1を見てみましょう。 大蛇丸と薬師カブトは音の忍、うちはイタチは抜け忍ですが木の葉の忍として扱っています。(※) BMIの有効数字を3桁で扱います。 .木の葉の忍のBMI ナルトの同期 氏名 身長 体…

1.草薙の剣と呼ぶもの 闘の書・創の章で岸本先生がインタビュー形式で、 質問に答えている場面があります。 その中で特に、サスケに関する質問なのですが、 Q.呪印の紋様はなぜ人によって違う? A.同じだとおもしろくないから(笑) とありますが、万華鏡…

392 『須佐能乎』 1.須佐能乎(1) 息を切らせた二人。 「“月読”と“天照”……二つの能力を開眼したときに この眼に宿ったもう一つの術だ。」 イタチによれば、須佐能乎とは瞳術の一つであるようです。 「サスケ…お前の術はこれで…終わりか…? 隠している力…

1.別々の封印 ナルトは二重四象封印による八卦の封印式によって、 九尾のチャクラを体内に封印しているといいます。 渦巻を襞<ひだ>のように見える凡字らしき文字列が覆うように包んでいます。 円状のものと8つの文字列が存在し、八卦の封印とはその名…

スサノオといえばヤマタノオロチ退治でスサノオが手にした草薙の剣。 イタチの術、須佐能乎。そしてサスケの武器、草薙の剣。 何かの関連があるのでしょうか? 1、スサノオ 【尾獣の強さを考える4】でも触れましたが、 日本神話においてスサノオは自身の横…

391 『雷鳴と共に』 1.雷鳴と共に(1) 「“天照”と同じかわすことが出来ない術!? 一体どんな術だってんだ?」 激しい稲光、刻一刻とサスケ最後の術が放たれるときが迫ります。 「アノ火遁攻撃ノ狙イハ、ハナカライタチジャナカッタ、トイウコトダ…! ワザ…

【天照・漆黒の炎(i)】*1では、 太陽の黒点は黒い炎を発しているわけでなく、 まわりの光球部分が黒点に比べ明るいために、このように見えると述べました。 このコントラスト差こそが結果的に黒点をつくりだす、というわけです。 一般に高温であるほど光り輝…