うちは一族事件

遅れ気味になっておりますm(_ _)m そろそろ月曜更新に戻したいところです。 今回は非常に密な内容となっております。 619『悪に憑かれた一族』 1.悪に憑かれた一族(1) 「これが…初代火影…。 忍の神と謳われた柱間の本物か…。」 忍の神と崇められるほど…

590『お前をずっと愛している』 1.お前をずっと愛している(1) あの世とつながるように光の柱が立ち、 穢土転生されていた魂たちは次第に消えゆきます。 「(カブトめ… 失敗したか…。)」 事情を把握したトビ。 対してナルトたちはこれを好機と見て、 攻…

576『再会の道標』 1.再会の道標(1) イタチの姿が目に入ったサスケ。 すぐさまそれを確かめるように後を追います。 幼き頃の優しく強かった兄。 そして残酷で、憎しみを抱き戦った兄。 最期の瞬間の微笑み―― 脳裏に焼き付けられた兄の姿。 忘れられるわ…

1.深まるシスイの謎(1) 550話『別天神』において、 シスイが万華鏡写輪眼を開眼していたことが 明らかになりました。 かつてイタチが兄のように慕っていたシスイ。 「自己犠牲…。 …陰から平和を支える名も無き忍…。 それが本当の忍。 シスイがオレに教…

402 『最後の言葉』 1.最後の言葉 幼き日のサスケ。アカデミーから帰宅した兄の声を聞くや否や、 兄のもとにかけより、一緒に遊ぼう、とねだるサスケ。 宿題があるからそれが終わってからにしなさいと母ミコトが制しますが、 イタチは宿題は後でかたすから…

401 『幻術』 1.幻術<まぼろし>(1) 「でたらめだ…。オレは何度も殺されかけた。」 「イタチが本気なら…そうなっていたろう…確実にな。」 取り乱すサスケ。万華鏡写輪眼の瞳術までもを使った、サスケとの戦い。 サスケにはイタチがサスケに気を使って…

1.イタチの微笑み(1) イタチの真実――それは、弟とそして平和のためでした。 「一族などと…ちっぽけなモノに執着するから、本当に大切なモノを見失う…。 本当の変化とは規制や制約…予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない。」 本当に大切なモノを守…

400 『地獄の中で』 1.地獄の中で(1) うちは一族がクーデターを起こそうと画策していたこと、 イタチがスパイだったことを知り驚愕するサスケ。 当時幼かったサスケには、一族の事情は知らされていませんでした。 父フガクがクーデターを率いる首謀者だ…

399 『すべての始まり』 1.すべての始まり(1) 千手一族。どの一族からも一目置かれ、畏れられていた存在。 その千手に唯一対抗してきた、うちは。 千手をある国が雇えば、それに対立する国はうちはを雇う。 そうして千手とうちはは数多くの戦火を交え、…

1.任務遂行にあたって 「あの夜…奴がうちは一族を皆殺しにしたのは事実だ。 そして木ノ葉を抜けた。」 「そしてそうすることが木ノ葉から下された任務だった。」 イタチに与えられた任務とは、 一族の人々を暗殺し木ノ葉をそのまま去ること。 イタチにこの…

398 『木ノ葉のはじまり』 サスケとマダラの扉絵。 操られていることを表しているのか、 鎖の轡<くつわ>に繋がれた九尾の妖狐、そしてその眼には写輪眼があります。 1.木ノ葉のはじまり(1) イタチが何故“天照”の仕掛けをしたのか。 イタチはどうして…

万華鏡写輪眼が三人いることに意味があるかどうか。 前回【写輪眼対比6・『三人』いると…】*1では 何らかの術の発動について意味があるとしました。 今回はイタチやトビの目的の観点から、この三人に意味があるかどうか検討していきたいと思います。 1.マ…

1.接触 一つわだかまりがあります。 それは、デイダラ戦の後に、 どうして急にイタチが自らサスケに接触するようになったのか、ということです。 それまでは会っても全く見向きもしないような素振りを見せていたのに、 「一人でうちはのアジトに来い。そこ…

397 『真実を知る者』 1.真実を知る者 「うちはイタチの真実を知る者だよ」 仮面をとって右側の顔を覗かせるトビ。 やはりどことなくオビトの面影があるような―― 初代と戦った頃のうちはマダラと違って、 そんなに険しい眼をしてはいません。 トビを見るサ…

1.憎しみ、兄弟の絆 兄への憎しみを貫いてきたサスケにとって、 兄を超えること、それが全てでした。 対してイタチの方はというと、サスケの眼を奪うといいながら、 あわせるような戦いを見せ、 真意は分からぬまま、兄弟対決は幕引きになってしまいます。…

393 『オレの眼』 1.オレの眼 瓢箪様の徳利に吸い込まれていく大蛇丸の力… しかし十拳剣をかいくぐるように、大蛇丸の目元と似た蛇が数匹逃れていきます。 やつれた姿のイタチ。須佐ノ乎はゼツもあまりよく知らない術のようですが、 その術の効力に伴って…

386 『新たな光』 1.新たな光(1) 万華鏡写輪眼のもう一つの秘密…その秘密に迫る前にイタチはうちは一族の経緯を話し始めます。 「かつてマダラにも兄弟がいた。…弟だ。」 幼い頃から互いに競い合い切磋琢磨してきたマダラとその実弟。 二人は写輪眼を開…

385 『万華鏡の秘密』 うちはマダラとうちは一族事件の秘密が、 とうとう明かされていくような兆しが見えます。 1.万華鏡の秘密(1) イタチを後ろから刀で刺し突き、オレの質問に答えろと迫るサスケ。 「三人目…もう一人の写輪眼とは…………うちは一族とは…

小人さん、初コメントありがとうございます。m(_ _)m オビト関連はまたいつか… 今回はイタチについて、いよいよクライマックス。 事件の核心部分について妄察します。 1.不自然な犯人(1) サスケがアカデミーから帰ってくると、 よく映える満月を背に、…

前回の【変貌と疑惑6・"道"】において "道"がシスイに自殺をさせるような存在ではない、と認識していた。 という項がかなり記述が抜け落ちてたのでつけたしておきました。 しかもタイトルが1回分飛んでたという…(@o@) 1.フガクの態度 「もう兄さんの後は…

"道" "道"――【変貌と疑惑5・シスイの遺書】 *1では 里の中枢ではないだろうかという考察をしました。 「うちは一の手だれ…瞬身のシスイと恐れられた男だ。 一族の為ならどんな任務でも先だってやる男だった。」 「そんな男がこんなモノを残して自殺するとは…

シスイが残したとされる遺書について。 彼はうちは一の手練れであり、一族の為ならどんな任務でも先だってやる男。 一族の評価はこのようでした。 遺書を残して自殺するようには到底思えない、ゆえにイタチが殺害したのではないか、と。 「見た目や思い込み…

1.シスイ殺害疑惑(2) 「さっきも言ったハズだ。見た目や思い込みだけで人を判断しない方がいい。 オレの気が長いと、勝手に判断しタカをくくるからだ…」 少々感情的になっているイタチ。 サスケも、こんな兄さん見たことない、と目を丸くします。 ここ…

イナビ、テッカ、ヤシロの三人がイタチを問い詰めにきます。 今回はこのシーンを中心にイタチについて考えます。 1.シスイ殺害疑惑 会合には何故来なかったのか。そして、昨夜南賀ノ川に身投げして自殺したうちはシスイについて。 この日を基点に、もう一…

シスイ殺害疑惑、三人の警務部隊員が来る前まで、 イタチは微笑んでいました。 これは演技でしょうか? 1.シスイ殺害疑惑の直前 場面は成績表を傍に、縁側でサスケとイタチが語らうシーン。 「父さんは兄さんの事ばかりだ…」 「オレがうとましいか?」 「……

イタチ関連の時系列考察に関して一息ついたところで、 うちは虐殺事件とそれにまつわるイタチに関する不可解な言動や行動、 状況描写に関して少し考えてみたいと思います。 今回はシスイ殺害疑惑の前。 フガクとイタチの言い争いを中心に見てみましょう。 1…

うちは一族虐殺事件およびサスケの過去に関する時系列考察は、 これで一段落します。 1.より相応しい空白時間経過 卒業式は5月、入学式は6月 :イタチの中忍昇格は10歳6ヶ月のとき。(12月〜1月) ですから、これを満たすとき、空白時間経過はどのくらいが…

空白時間経過はアカデミー入学(入学式)がいつか、卒業(卒業式)がいつかに 密接に関わります。 1.空白時間経過が最小だと微妙な理由 前回【うちは虐殺までの流れ7・空白時間経過の確認】で、空白時間経過としました。 このとき同時に、を満たします。 …

今回の内容は避けては通れない、 イタチの〈暗部分隊長昇格→うちは虐殺事件〉という流れがあるために、 作中で明らかになっていない時間経過を確認するものです。 以前の考察とかぶりますが、もう一度確認のために見てみましょう。 1.カカシの発言の整合性…

【神VS仙人2】のウォータージェットの項でとんでもない誤りがあったので訂正しておきます。 大気圧は[Pa]すなわち[Mpa]です。 というわけで、大気圧の500倍から2000倍です。 申し訳ありません。(_ _) 【第一部終了時は8】*1の内容を受けて、 イタチ関連…