【神VS仙人2】のウォータージェットの項でとんでもない誤りがあったので訂正しておきます。
大気圧は1.0\times10^5[Pa]すなわち0.1[Mpa]です。
というわけで、大気圧の500倍から2000倍です。
申し訳ありません。(_ _)



【第一部終了時は8】*1の内容を受けて、
イタチ関連の時系列の修正に入りたいと思います。
【うちは虐殺までの流れ1・カカシの整合性】では、第一部終了時を特定せずに話を進めたため、
ここで求めたものは広範であり、
その後【うちは虐殺までの流れ4・一部終了までの期間】 で第一部終了を誤って特定したため、
狂いが生じたわけです。

今回はまず、
丁寧にうちは虐殺事件までの話の流れと時間経過を追ってみることにしましょう。
〈↓〉はまとまった時間の経過を表します。
また空白時間経過p_kとは、
正確にどのくらいと記されてはいないですが、時間が経過していることをさします。

1.220【兄<イタチ>と弟<サスケ>】

場面はサスケを負ぶったイタチが帰路へと歩いている途中。

「オレもいよいよ明日から忍者学校生だと思うと嬉しくって!」(サスケ)

つい先ほどまでイタチに手裏剣術の手ほどきを受けていたサスケ。
イタチの神業的な手裏剣術を目の当たりにしたサスケが、
その技に挑戦しようとして足をくじいてしまったエピソードがはさまれる。

「明日はちょっと大事な任務があって、その準備がある。」(イタチ)

木の葉警務部隊本部を通過した後の門で、父・フガクと合流。
帰路を急ぐ。

「フフ…さすがオレの子だ…。中忍に昇格してから、たった半年でここまで来た。」
「明日の特別任務だが…オレもついて行くことにした。
 この任務が成功すればイタチ…
 お前の暗部への入隊がほぼ内定する。」(フガク)

サスケのアカデミー入学を差し置いて、イタチの任務に同行しようとするが、
イタチに促されたフガクは、アカデミー入学式に行くことにする。


ここまでの話の流れ

  • イタチが中忍昇格から半年後に、サスケのアカデミー入学があった。
  • サスケのアカデミー入学の日に、イタチは暗部入隊の内定をもらえる重要な任務があった。

2.221【遠すぎる兄】

アカデミー入学から少々経過して、イタチが暗部入りしたことを立ち聞く。

「……兄さんは…たった一年で忍者学校を卒業したんだってさ…」(サスケ)

父フガクがイタチばかりに目をかけ、サスケに目をかけてくれないことを少しばかり不満に思っていたのか、
母ミコトに確認するように言う。<↓>(後に半年ほどと判明する。)
時は流れ、上期が終了し全科目トップの成績をおさめた成績表を持って帰り、父親に見せる。
しかし期待していた言葉をかけてもらえず、落胆する。
程なく、ある夜更けの事。父親の怒声でサスケは目を覚ます。

「オレは明日任務に就く。」(イタチ)
「…何の任務だ!?」(フガク)
「それは言えない…。極秘任務だ。」(イタチ)
(中略)
「それを肝に銘じておけ。そして明日の会合には来い。」(フガク)

後のイタチとの会話の折、成績表が傍にあることから、
これらの出来事はサスケが上期終了してから、そんなに時間が経過していないと思われる。


ここまでの話の流れ

  • サスケの入学〜上期終了までの時間が経っている。
  • イタチはアカデミー入学から1年で卒業した。
  • サスケの上期終了から程なく、イタチは一族の重要な会合がある日に、特別な極秘任務につく。

3.222【イタチの疑惑】

「昨日の会合に来なかった奴が二人いる…。お前は何故来なかった!?」(イナビ)

イタチとサスケが縁側で話していたときに、突然来訪したイナビ、テッカ、ヤシロの警務部隊の3人。
シスイとイタチのみが会合に来なかったこと、
そしてそのシスイが遺書を残して身投げしたことを不審に思い、
イタチに疑念を抱いて強く歩み寄る。
最終的に、イタチを怒らせることになり、三人は地面に這いつくばる結果となる。

「…シスイは…最近のお前を監視していた…。
 暗部に入って半年…最近のお前の言動のおかしさは目に余る。
 お前は一体何を考えて…」(ヤシロ)

帰ってきたフガクが事態をおさめにかかろうとする。

「イタチ…お前最近少し変だぞ。」(フガク)
「何もおかしくなど無い…。自分の役割を果たしている…それだけだ。」(イタチ)
「じゃあ何故昨夜は来なかった?」(フガク)
「…高みに近づくため」(イタチ)

フガクの同じ問いかけに任務と答えずに、代わりに意味深めいた発言をするイタチ。
いつになく気持ちを高ぶらせるイタチ。ますます険悪になっていくが、
サスケの悲痛な叫びを聞いて、いきなり土下座をする。

「…シスイを殺したのはオレじゃない…。
 けれど…数々の失言は…謝ります…。申し訳ありません。」(イタチ)

そして事態が収まったかに見えたとき、
サスケは父親を今までに見たことのない写輪眼で睨むのを目撃するのだった。


ここまでの話の流れ

  • 会合から一日後、イタチの騒動が起きる。
  • この出来事は、イタチの暗部入隊(≒サスケのアカデミー入学)から半年ほどたった出来事である。

4.223【サスケと父】

<↓>(空白時間経過p_0
騒動から月日が経って、ふとサスケが振り返る描写がある。

「それに…あれからずい分経つけど…、父さんと兄さんは何かギクシャクしている。」

その後廊下でイタチ、フガクが一言もかわさずすれ違う。
サスケとすれ違ったフガクが、サスケの言葉に振り向く。
フガクに火遁・豪火球の術を教わるが、イタチのようにうまくいかずにサスケは落胆する。<↓>
その後、猛練習の末術を習得したサスケは、

「お前にはまだ早過ぎたんだ。
 一週間やそこらでまた教えても同じことだ。」(フガク)

と言われながらも、父親を認めさせることに成功した。<↓>(空白時間経過p_1

「何だか…あの日から、兄さんが以前の兄さんじゃ無い気がする。」(サスケ)

兄の様子を探ろうと「手裏剣術の修行につきあって欲しい」と、
出かける間際のイタチに話しかけるが、
以前と同じようにサスケを小突いて断る様子から、
サスケは以前の兄と変わっていないと安心する。

  • イタチのシスイ殺害疑惑の騒動から、“随分”時間が経っている。(空白時間経過p_0
  • 火遁・豪火球の術を会得するまでに一週間ほど経過している。
  • 火遁・豪火球の術を会得してからサスケとイタチの会話の描写までに時間が経過している。(空白時間経過p_1

5.224【その日】

母ミコトに、父さんは自分や兄さんをどう思っているのかな、とたずねる。

「この前…父さん、オレのことを『さすがオレの子だ』って言ってくれたんだ。
 いつもは兄さんにそう言ってた。…だからすごいうれしかったんだ。」(サスケ)

イタチに目をかけつつも一方でフガクはミコトと話をするとき、
サスケのことばかりを話しているとミコトは語りつつ、
サスケもイタチと同じように目をかけていると諭している。
サスケはミコトから弁当を受け取ると、アカデミーに登校する。

「兄さんは七歳で忍者学校を卒業…。
 八歳には写輪眼が使えるようになった…。
 それに十歳で中忍に昇格…。」(サスケ)

居残って手裏剣の練習をしていたサスケは、だいぶ遅くに帰ってくる。
道中、一族の人達の死体が転がっており、何か異様な雰囲気を感じ取ったサスケは、家へ急ぐ。
そして家にある一室で、変わり果てた父母を見つけ、そこに佇むいつもと違う兄を見かけるが、
兄の口から信じがたい事実を聞かされるのであった。