2009-01-01から1年間の記事一覧

452 『ダンゾウに迫る』 1.ダンゾウに迫る(1) サスケ始末容認というダンゾウの指令に、 驚愕するナルトやサクラ。 「綱手様が回復するまで待てないって事だ…。 それも一理ある。」 五代目火影綱手を差し置いた六代目火影決定。 現在の里の状況を考えれ…

451 『サスケの処分』 今回の記事は所用でだいぶ遅れてしまいました。m(_ _)m .サスケの処分 「歴代火影達の築いてきたものが全て破壊されちまったな。 何も残ってねーよ。まさかこんな事になっちまうとはな。」 ペインがいなくなったとはいえ、深い虚無感…

さて色々謎の多いトビですが、 過去 ナルト世界の謎を紐解く では、 【トビについて1】*1でトビとオビトについて 【トビについて2】*2でトビとペインについて 【トビについて3】*3でトビとシスイについて を考えてきましたが、今回はトビとダンゾウについ…

450 『歓呼の里』 450話。この回ではサムイ、オモイ、カルイのパーソナリティと、 ダンゾウの陰謀が見え隠れします。 .歓呼の里 とぼとぼと疲れきった様子で里を目指して森の中を歩くナルト。 そこに目覚めたばかりのカカシが駆けつけます。 里の皆が待つと…

449 『希望の花』 1.希望の花(1) 「小南…もういい…。オレに新たな選択肢ができた…。 諦めていた選択肢が…。」 長門はそのやつれた身体を粉にするようにして、 最期の術『外道・輪廻天生の術』を使います。 「輪廻眼を持つ者はペイン六人全ての術を扱え…

448 『形見』 448話『形見』では、ナルトの核あるいは芯に触れる内容が描かれています。 そのため必然と書く分量が多くなり、記事も前半と後半に分けたいと思います。 後半部分を読まれる前にまずは前半部分へどうぞ。 →NARUTO【呪われた世界で輝くもの(前…

448 『形見』 448話『形見』では、ナルトの核あるいは芯に触れる内容が描かれています。 そのため必然と書く分量が多くなり、記事も前半と後半に分けたいと思います。 後半部分はこちらへ。 →NARUTO【呪われた世界で輝くもの(後編)】さて前半部分では、 ナ…

447 『信じる』 インフルエンザが流行っていますね…。 インフルエンザがパンデミック(世界的大流行)を起こすのではなくて、 ナルトであったなら平和でいいのですが――さてその平和の在り方について――447話『信じる』では核心へと近づきます。 1.信じる(…

446 『ただ二人を守りたい』 1.ただ二人を守りたい(1) チビの亡骸を抱きかかえ涙する長門に、いつまでも泣くなという弥彦。 「やられていつまでも泣いてるだけじゃ何も変わらねェ。 この国の雨と同じだ。オレはこの国を変えてやる。 それには口だけじゃ…

445 『世界の天辺』 合併号になります。 1.世界の天辺(1) うずくまる幼い長門の傍らには父と母の遺体…、 そして二人の木ノ葉の忍びも斃れています。 「父と母はお前達木ノ葉の始めた戦争で死んだ。 あの時の痛みは忘れる事はない…。 今に至るまで痛み続…

444 『答』 1.答(1) 対峙する二人。自来也、そしてカカシを手にかけたペインを前に、 ナルトのその表情は険しくなっていき、その緊迫感がよく描かれています。 「オレが憎いか? 仇を目の前にし…復讐を成しとげたいだろう?」 憎しみの連鎖…その言葉が…

443 『対面』 1.対面(1) 「…最後のペインが潰された。」 人間弾頭式の螺旋丸が直撃し、天道ペインもついに粉砕したナルト。 「ペインはこいつでチャクラを受け取って動いてた…。 抜き取っちまえばこれでもう動けねえはずだ。」 天道ペインに刺さってい…

441 『螺旋手裏剣 VS 神羅天征』 1.螺旋手裏剣VS神羅天征 「すでに九尾を制する事が出来るというのか?」 九尾になりかけていたところから、人柱力自身に姿が戻ったことから、 ナルトが九尾の力をコントロールしているように映ったのでしょう。 長門は地爆…

誠に申し訳ないのですが、 一身上の都合で2週間ほど更新できない状態になりました。 3/30、および4/6分の感想記事は必ず掲載しますので、 2008年8月頃の有耶無耶になってしまった八尾戦のときの 感想記事のようにならないように致しますゆえ(汗)、 どうぞ…

440 『四代目との会話』 1.四代目との会話(1) 「地爆天星から這い出て来るとはな…なんて力だ。」 巨大な土塊から八本の尾を突き出し、九尾になりかけた姿のそれは、 必死の力で踏ん張るように、体をわななかせます。 「グオオオオ!!! 四代目火影ェ!!! …

439 『地爆天星』 1.地爆天星 「そこまでしなくても! もうアナタの体が――!」 大規模な神羅天征を放ってそんなに間をおかず、 続けて大技を放とうとする長門を小南が気遣います。 「少し黙っていろ小南……。集中する。」 しかし長門は自分の身体への負担を…

438 『封印破壊』 .封印破壊 ヒナタが倒れることで、九尾の力を暴走させて妖狐の衣に包まれたナルト。 こらえきれない感情からか、首にかけられた初代火影の首飾りを利用した封印術、 『廓庵入鄽垂手』すら自力で破り、 九尾の骸骨を身に纏った禍々しき姿で…

437 『告白』 .告白 「お前はオレの平和を嘘っぱちだというが、 この呪われた世界で人と人が分かり合う平和ほど虚構なものはない。」 長門が見すえる歪曲した平和―― 自来也が望んだような人と人が分かり合う平和はありえないと長門は考えています。 長門が…

1.真実の多様性(1) 心の中に信ずるものがあると、すなわち自分の生を肯定するような意味性を感じると 生命が輝き強く感じられるようなことを【忍の生き様、死に様】*1では書かせていただきました。 ペイン――否、長門は自分の信ずる“それに従って生きて…

436 『平和』 1.平和(1) いのいちはシカマルの「死体を運ぶ」という言葉で思い当たった事を話し始めます。 それは自来也が捕らえた雨隠れの忍二人の会話。 「その男は仲間と死体を運ぶ仕事をしていた。」 この男たちは雨隠れの里で一番高い塔にいつも死…

435 『万象天引』 1.万象天引 ナルトから多量の仙術チャクラを吸い込んだ餓鬼道ペイン。 餓鬼道ペインの技――封術吸印は、相手の術を相殺するように、 体内のチャクラを逆回転させ、吸収したチャクラを霧散させ掻き消す技。 しかし逆にナルトはこの“動かな…

434 『ナルト VS 天道』 扉絵はナルトの人形劇。 足遣い、左遣い、そして主遣い扮するナルト3人が、 少し恐い(?)ナルトのからくり人形を動かしている絵です。 螺旋手裏剣もちゃんと演出されています。 背景には初代、2代目…5代目火影の顔岩の小道具もあり…

1.螺旋手裏剣 風遁・螺旋手裏剣は形態変化の至高の状態といえる螺旋丸と、 性質変化・風を組み合わせた絶大な破壊力をもつ禁術クラスの忍術です。 巨視的に見ると、4つの羽が回転しているように見えますが 者の書によれば、この手裏剣の刃のように見える…

433 『仙術失敗…!?』 .仙術失敗 「仙人モードでも螺旋手裏剣はやっぱ二発までだってばよ。 だとすると二人だから残り計四発だけか…」 仙人モードも半永久的なものではなく、一定の時間が過ぎるか、 あるいはあるチャクラ量を使い切ると自動的に元に戻ってし…

1.続・ペインに勝てる確率(1) さてペインとのある戦闘において回の攻防があったとすると、 1回の攻防において、それぞれ次の確率が定義できます。 ペインを数体倒す確率 ペインを数体倒し、そこから全滅させる確率 ペインを数体倒すが、復活し6体とな…

主人公サイドがペインに勝つことを 確率の問題で考えてみましょう。 今回一般式を導いて、次回具体的な考察をする 2部構成で話を進めていきたいと思います。 1.ペインに勝てる確率(1) さて暁のリーダーであるペインは、倒されても蘇り、 神羅天征とい…

432 『螺旋手裏剣再び』 .螺旋手裏剣再び 仙術を使った螺旋手裏剣。 妙木山で密かに特訓していたのはやはりこの術だったということになるでしょう。 先の戦いで仙術を使って戦う自来也と一戦交えたペイン。 同じく仙術を使うナルトを見て、自来也の思想であ…

431 『ナルト大噴火』 1.ナルト大噴火 フカサク、シマの他にも、 ドスのガマブン太(ブンちゃん)、刺股を携えたガマケン(ケンちゃん)、 そして二本の刀を背負うガマヒロ(ヒロちゃん)の3匹も ナルトとともにあらわれます。 (文太.Sugawaraに、健.Tak…

.記事一覧の作成 カテゴリー別でアーカイブ(はてな記事一覧)に飛んで、 しばらく眺めているとカテゴリー名(例:『忍術について』など)のみ表示されて、 記事の題名が隠れてしまいとても困っていました。 これは、はてなブログの仕様によるもので、 以前…

【神羅天征と電磁気1〜3】ではたくさん数式が出てきて 何のこっちゃか分からなかった方も、 今回は具体的な話の内容がつかみやすいと思います(たぶん...)ので、 読んでみていただければと思います 0.導入 前回までで、電磁気的に神羅天征という忍術を…