何気に6桁目に突入!?
多謝です。m(_ _)m

風魔?

ペインは風魔一族の血を引いているのではないか、という雨隠れの下忍の情報。
ここから考えると、あの6人のうちの一体が風魔一族か、
あるいは長門自身が風魔一族である可能性があります。
ところで、長門自来也との修行中に風遁を使っていました。
安易ですが“風”魔一族という名前を考えれば、
風を自在に操るという意味で長門自身が風魔という可能性が考えられます。
同じく風の性質を使うナルトを考えてみた場合、
彼は苗字がうずまき=渦巻です。
風に関して渦を巻いているようなものを旋風(せんぷうorつむじかぜ)と言います。
渦巻は渦を巻くことを一般に表しますが、風と言うより水の意味合いが強いですが
渦巻を風と取れなくもないので、名前に合っていると考えてよいでしょう。
ですから、正誤は別としてセオリー通りに考えると
長門(風使い)=風魔という推測も成り立つでしょう。
ところで、

「風魔一族の血をひくと言われているが、
 誰も顔を良く知らないし、
 実際には存在しないんじゃないかと噂する者さえいる。」

雨隠れの下忍がこのように発言したとき、
自来也は“風魔”という言葉に全く反応、興味を示していません。
仮に長門が風魔という苗字であったなら、
長門を弟子に持っていた自来也がこのような反応をするのは不自然です。
これには以下の場合が考えられます。


  • 風魔長門だと知っていたがペインに気をとられて忘れていた。
  • 長門を弟子に持っていたが、苗字は知らなかった。
  • 長門の苗字でなくて、ペイン六道のうちの一体


1.長門を忘れていた場合

小南との再会で、自来也は小南、弥彦、長門は死んだものだと思っていた
ということが明かされます。
それに話題の中心は暁のリーダーであり雨隠れの長であるペインです。
ですから、雨隠れの下忍との会話時、
仮に長門の苗字が風魔だったとしても、
風魔と聞いてこの時点で長門と結びつかないのも自然だといえます。

2.長門の苗字を知らなかった場合

自来也長門達が多少自立できる程度まで面倒を見たわけです。
おそらく自分の身を自分で守れるようになるまでを示しているのでしょうが、
決して長い期間だったわけではないようです。
自来也はこの三人の孤児の生い立ちに深く踏み込もうとしなかったのかもしれません。
全ての忍の始祖であり、創造神とも破壊神ともいわれる伝承上の六道仙人と同じ眼――。
そんな輪廻眼を目の当たりにしても、また性質変化6通りをやってのけるという、
輪をかけて尋常でない様子を目の当たりにしても、
長門の存在を脅威に感じないのか、彼らに稽古をつけただけで、
人間的な成長までは面倒を見ていません。
自来也がまだ若かったというのもあるでしょう。
人間的な成長は彼ら自身の手に委ねてしまいました。
おそらく長門の次の言葉を聞いて、
彼らなら自分自身でも正しい道を歩んでくれると信じたのでしょう。

「ボクはただ二人を守りたい。どんなに痛みが伴うことがあったとしても。」

しかしそれはその時見た自来也の視点での長門と言わざるを得ません。
彼らの背景を一縷でも知ろうとしていれば、
このような展開になることはなかった――と思います。
逆に知ろうとしなかったから、踏み込んでいなかったから
このような展開になったわけで、
苗字すら知らなかった、聞かなかった可能性もあります。
もちろん自来也自身が、その子供たちのためを思って、
情に引きずられないように、短い期間、集中するため、
あえて孤児たちの過去を聞きだそうとしなかった――
という展開も考えられますが、
孤児たちを引き受けた時点で本末転倒である気もします。

3.ペイン六道のうちの一人

「祭礼行事や演説、命令などは全て代理者を使われるんだ…」

そんなペインがどうやって風魔一族だとわかるのでしょうか?
おそらく代理の一人を見た誰かが、そういう噂を流した――
そしてその噂の真相は定かではないと考えるのが現実的なんですが、
物語上の話なので、得てしてこういう展開の場合、
“風魔一族”という情報は真である可能性が高いです。
そう考える場合、ペインのうち少なくとも一人が風魔に関連があると見なせます。


しかしながら、苗字からの推測には限度があります。
奈良一族はその関連である鹿は予測できても、"影"の術は全く予想できません。
風魔にもこれと同様のように思われます。
風魔一族がこれからどのようにストーリーに絡んでくるか楽しみです。