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「お前が開眼すれば、オレを含め万華鏡写輪眼を扱う者は三人になる。
そうなれば……クク、お前を生かしておく意味もある。」
というイタチの言葉から、万華鏡写輪眼を扱う者が3人いることに
何か意味があるようです。
今回はこのことについて、考えてみます。
1.万華鏡
万華鏡とはオブジェクトという円筒の中に入れた合わせ鏡に、
ビーズなどを反射させることでシンメトリー(対称)の模様を楽しむ玩具として有名です。
種類も様々で、
- 2枚の鏡と反射しない1枚の面を合わせた『2ミラーシステム』
- 3枚の鏡を正三角形に張り合わせた『3ミラーシステム』
- 4枚の鏡を組み合わせた四角形型の『4ミラーシステム』
- 円筒の鏡を用いた『サークルミラーシステム』
など用いた鏡の張り方によって模様の出来方は変わります。
2.3ミラーシステム、
最もオーソドックスで特に関連が深いと思われる
『3ミラーシステム』について取り上げてみます。
正三角形に鏡を張り合わせた鏡の三角柱に光が無数に反射させられることによって、
対称的で綺麗な模様を作り出します。
実際に次の様な模様が得られます。
(byブログパーツ【KareidoRound】で万華鏡の模様を動かして遊べます。携帯不可)
3ミラーシステムにおいては、
これは基本的に以下のようなミツバチの巣のような正六角形で区切られた構造が
シンメトリーに順次繰り広げられていくようになっているのですが、
像として映し出される物体(ビーズなど)はこの六角形に収まるようになっています。