1.神無毘橋の戦い・カカシの年齢

前回、紅とオビトの忍者登録番号を用いて、オビトの死んだ年、
x-14
を導き出しました。このときカカシは何歳だったのでしょうか?
まずカカシの基本データについて、

【カカシ】

〈忍者登録番号〉:009720

〈アカデミー卒業年齢〉:5歳

〈誕生日〉:9月15日

〈第一部終了時の年齢〉27歳

〈中忍昇格〉:6歳

したがって、x+1年の第一部終了時点では
カカシは27歳となっていますから、
x-14年におけるカカシの年齢について、15年前ですから、
1213歳であったことになります。
ところが、オビトの死が13歳であったことから、この出来事が、

x-14年の2月10日以降からx-13年の2月9日迄

と限定されているので、この時点でカカシはx-13年の誕生日を迎えることはありません。
したがって、戦争終結→里の復興という期間を考えれば、
オビトが13歳の誕生日を迎えてから
カカシが13歳の誕生日を迎えるまで(2月〜9月)が妥当と思われるので、

  • 神無毘橋の戦いの時のカカシの年齢はこの年の誕生日を迎えて12

に他ならないわけです。

2.はたけサクモ

先生である波風ミナトがオビトにした話によれば、

「五年前、ある極秘任務で隊長として敵地に潜入した彼は、
 そこで“二択”を迫られた。
 任務遂行か、仲間の命か。
 もちろん里の掟に沿えば任務放棄はご法度…
 だが彼は仲間の命を救うため任務を中断したんだ。」

そして、この事で大きな損失を被った里や、仲間の忍びたちはサクモを責め立て、
そのことが原因でサクモは心も体も悪くし自害した――とあります。

ということは、サクモの任務失敗が、

  • x-19年〜x-18

に起こったことになり、それからサクモが自害するまでの期間を約1年とすれば、

  • x-18年〜x-17年にサクモが自害

とすると、x-14年のときに12歳ですから、

  • サクモ自害時、カカシは8歳〜9歳ごろ

カカシが中忍に昇格したのが6歳ですから、
忍者という職に慣れ始めた矢先の不幸だった、と考えられます。