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409 『仙術伝承』
月曜が祝日ですので土曜発売となる今回の話。
…が、土曜日分の記事は誤って他の内容の記事を書いてしまったので、
月曜日分として先取り更新させていただきます。ご了解の程お願い致します。m(_ _)m
1.仙術伝承(1)
妙木山への修行へと旅立つナルト。
その見送りに綱手、サクラ、シカマルが来ています。
「行ってくるってばよ。シカマル、暗号を頼んだぜ。」
暗号の本当に意味するところはやはりまだ判明していない模様。
ナルトが修行する妙木山とは、
「歩いたら一ヶ月はかかる。迷いの山と呼ばれとって、
秘密のルートを知らんかったら絶対に辿り着けん。」
というような秘境の地にあるらしいです。
蝦蟇と契約済みのナルトは逆口寄せという手法により、一気に妙木山へ。
ナルトを呼び寄せたのはガマブン太の長男ガマ吉。
体もだいぶ大きくなり、どことなく父親の面影もあります。
母蛙がご馳走を用意して待っていましたが、
それはどうやらナルトの口に合わないよう。
翌日修行の日に吐き気を催していますが、フカサクに軽く叱咤されます。
ナルトがこれから学ぶ仙術とは、フカサクによれば次のようなものです。
「忍術とは己の内の“精神エネルギー”と“身体エネルギー”を
練りこんだチャクラを利用するものじゃが、
仙術とは己の内で練りこんだそのチャクラに、
外からの“自然エネルギー”をさらに加え練りこんで、
新たな強いチャクラを作り利用するもの。」
今までの忍術は精神エネルギー、身体エネルギーという術者由来の生命エネルギーを用いて、
何らかの現象を起こすものでした。
ここで、さらに生命エネルギーよりも強大な自然エネルギーを加えることで、
その術の規模や威力を増そうとするのが仙術の狙いのようです。
サスケがイタチ戦で見せた術、麒麟は自然の雷を人為的に招来したものですが、
自然エネルギーのみだけであれほどの強大な術となるわけですから、
生命エネルギーとあわさり仙術となると、さらに強力で、扱いやすくなるかもしれません。
精神エネルギー、身体エネルギー、自然エネルギーとすれば、
の関係が推定できます。このときそれぞれのエネルギーは一定値であるとします。
「これにより今までの忍術、幻術…さらには体術までもが
大幅にパワーアップする。」
自然の力を借りることで、飛躍的にパワーアップするということは、
それだけ有用なチャクラが生命を離れて存在するということでしょう。
さて、自然エネルギーとは、フカサクによれば次のようなものです。
「己の外…大気と大地に存在するエネルギーのことじゃ。」
広義には生命も自然の一部ですので自然エネルギーということになりますが、
この場合、己の外部のエネルギーを反映させるという点で、
このエネルギーを自然エネルギーとしているようです。
ガマ吉によればチョコバニラよりチョコバニラミントの方が旨いということらしいです。(^_^;)
フカサクは自然エネルギーを収束させ、巨大な蛙の大岩を持ち上げます。
しかし、ナルトには自然エネルギーを感じ取ることはできていないらしく、
まずは自然と一体になることから始めなければならないようです。
「ようするに死ねちゅーことじゃ。」
臨死体験に近いものでしょうか。ナルトはどうなるのでしょう?
2.仙術伝承(2)
暁サイド。
相変わらず雨が降り続いている雨隠れ。
「準備ができた。」
小南、そしてペイン6人は九尾をとらえにいよいよ出向くようです。
「目的は九尾。邪魔する忍は皆殺しだ。」
というペインの不穏な発言。木ノ葉襲来はそう遠くないようです。
一方で八尾と接触したサスケたち。
無礼なサスケの言葉が気に入らないのか、
「いや“八尾様ですか?”だろそこ。
“人柱力様ですか?”だろそこ?」
と答える八尾。
「アンタを拘束する。」
サスケと八尾との戦いの火蓋が切って落とされます。