1.うちはマダラの情報

うちはマダラは現在のところ、
九尾とトビ、そして自来也の口から名前が出てきただけで、
あまり分かっている情報が多くありません。

  • 容姿(第370話で明らかになる。)
  • 初代とともに木の葉の里を築き上げるのを担ったこと。
  • 初代火影と終末の谷で戦ったこと。そして初代火影に負けたこと。
  • 九尾を口寄せできたかもしれないこと。
  • 九尾より禍々しいチャクラをもっていること。
  • トビの本来の力であるらしいこと。


今のところ考えられるとすれば、マダラは絶大な力をもっていた――ということでしょう。
彼はうちは一族の始祖となった人物で、木の葉創設期の人物です。
そして当然一族が栄えるためには、マダラの子供がいる必要があります。

2.うちは一族

三代目火影x年で誕生日を迎えていて、なおかつこの年で享年が68歳ですから、
三代目が生まれたころの話が木の葉創設期だとして、x-68年頃のことだと考えます。
そこからうちは虐殺事件があったx-4年までのおよそ64年間が目安となるスパンです。
またイタチが、

「今やうちは一族も小さくなってしまったけど
 今でもほぼ全員がここの第一分隊に所属し
 里の治安維持に貢献してる。」

と発言していることから、どうやら一族の人数は釣鐘型の変化を見せているようです。
そこで、創設期から三世代ほど経った頃が一族が最大の人数を誇っていたと考えるのが妥当でしょう。
釣鐘型であるということは昔は出生率が高かったので、
単純に以下のようなモデルを考えて見ます。

マダラが5人の子供を授かったとします。(一世代目)
次にその子供たちも20年経って平均で5人ずつ子供を授かったとします。(二世代目)
二世代目の子供から25年経って平均で3人ずつの子供が生まれたとします。(三世代目)
このとき、奥さんや旦那さんなどの配偶者は全て外からもらってくる形として、
三世代目までには一世代目が生きていれば、

(一世代目)マダラ夫婦    2人
(二世代目)マダラ子夫婦  10人
(三世代目)マダラ孫夫婦  30人

                                                                                  • -

                (計)42人


マダラを含めればx-24年までに42人の一族がいることになります。
さらにマダラの兄弟が3人いて、彼らも一族に含めてこのような系図を辿ったとすれば、
3×42=126(人)
と100人越えが可能となります。

つまりここで見えてくるのは、

  • 外側から来たうちはの血を持っていない配偶者も一族に含めること。
  • マダラの兄弟の子供も一族に含めること。

を考えれば、一族の人数は大幅に広がるということです。
もちろんマダラとその子供が頑張れば(^_^;)、マダラの兄弟など考えなくても100人越えはできます(^0^)
では一族の人数が減少した原因は何でしょうか?
おそらく忍界大戦や九尾事件によるものと思われます。
マダラ孫世代夫婦の子供がちょうどこの時期にあたりそうですが、
彼らが若い世代で病気や任務などで早いうちから亡くなり、二世代目も同様にその数を減らしたとすれば、
サスケ達の世代(三世代目か四世代目)では20人〜30人程度の人数となりそうです。

3.ここから見えてくるトビ=マダラ

ペイン世代(長門や小南)達が30代後半から40代前半の年齢であることから、
トビも40代あたりではないかと考えることもできそうです。
これはマダラ子世代と考えるのが妥当で、

  • トビはマダラの子供である

という可能性も高いです。
むしろトビ=オビトよりは、こちらの方が自然であり、
またオビトはこのモデルにしたがっていけば三世代目(誕生年x-27年)であり、
トビが二世代目であることと、
オビトとトビの語呂が似ていることからも、

  • トビはオビトの父親である

と考えるともろもろの疑惑もさっぱりしそうな気がします。
シカマルの父親がシカクであるように――。
一つだけ難があるのは仮面です。
右片目だけの仮面を被るのは、亡き息子を偲んででしょうか?
(カカシがオビトの片方の眼をもらったことを知っていた?)