1.小南と暁

小南が暁にいる理由は何でしょうか?
暁は各国S級犯罪者の忍びを集めて組織されたものです。
構成員は皆、相当の実力者揃い。
――ということは順当に考えると、ペインも小南もS級犯罪者たりえる要素を持っていることになります。
ペインは雨隠れ内乱の張本人と考えられるので、彼は確実にその要素を持っています。
では小南は――いったい、何をしでかしたのでしょうか?
彼女の能力は“紙”。彼女の能力で国家の一大事を企てるとなると、
ペインのような大虐殺や反乱というより、むしろ情報攪乱、テロ加担、スパイ等の方でしょう。
あの紙化して分散し、任意の場所に集合する能力は、こういった機会には凄く重宝するはずです。

2.小南のノルマ

暁にいるということは、小南にも尾獣ノルマがあった…と推測されます。
デイダラが一尾を捕まえる以前に暁がすでに二体の人柱力を捕まえています。
371話時点で、

  • 九尾(=ナルト)はまだ捕らえられていない。
  • デイダラが一尾を捕らえた。
  • 角都・飛段コンビが二尾を捕らえた。
  • トビ・デイダラコンビが三尾を捕らえた。
  • 鬼鮫が四尾を捕らえた。
  • 封印像には二体分が残されている。

また、デイダラとサソリのやりとりで、デイダラがサソリにかわって九尾を捕獲しようとしたことから

  • サソリはノルマを達成していない。

大蛇丸が人柱力を捕まえた情報は今のところあがっていないので、順当に、

    • ペイン、小南、ゼツが五、六、七、八尾のうちの3体を捕まえた。

ことになります。したがって、小南はノルマを達成していると考えてよいでしょう。
九尾はペインの獲物となったので、
残る五、六、七、八尾のうち1体はかわってイタチが捕らえるのでしょうか?