1.ジャンプフェスタ

様々なナルト関連のブログを巡っていたところ、
ジャンプフェスタと呼ばれる祭典について描かれた記事をいくつか見かけました。
原作者である岸本先生自ら今後の展開や抱負などを語ったようで、

  • しばらくはサスケの話が続く
  • サスケの話に一段落したあと、カカシ中心の話、サクラ中心の話がある
  • サスケ-イタチの話は色で例えると黒。
  • ナルトはしばらく放っておく。
  • 新キャラが出る

など。

特に注目したいのは新キャラが出るらしいこと。
ここで、新キャラ候補として私は、シスイはストーリー上必ず絡んでくると思いますが、
全くの新キャラとして、

  • 残された人柱力

にも注目してみたいと思います。

2.残された人柱力

今のところ暁にとらえられている尾獣は
354話「動き出す者たち…!!」(39巻93ページ)において、
封印像の右上と真ん中の目だけが開いてないことから、九尾含め2つです。
第384話現在、登場した人柱力は、
一尾(我愛羅)、二尾(ユギト)、四尾(初老の男性)、九尾(ナルト)。
そしてデイダラは30巻でナルトを相手にして次のように発言していることに注目してください。

「こいつを除き今までに二匹“人柱力”をオレの仲間が倒したんだがな、
 そいつらの仲間も里の者も誰一人として助けようとする奴はいなかったらしいぜ。うん。」

三尾のようにそのまま野放しにされていた尾獣はいますが、
人柱力として九ついる尾獣の中で少なくとも六体が該当していることになります。
何の描写すらなかったこの“二匹”に加え、一匹は話題にすら上らず、
三尾は尾獣のままとらえられ、残るは九尾ともう一つです、
ところで、ナルトを除く人柱力サイドはこのまま何の活躍もなしに、
手をこまねいているだけでいいのでしょうか?
一尾(我愛羅)や二尾(ユギト)のように
里を賭けて、自らを賭けて果敢に暁に立ち向かった人柱力もあれば、

「それどころかむしろ喜んでくれる奴がいたそうだ…」

デイダラの話にもあるように仲間や里にも見捨てられ、
孤独と絶望のうちに倒された二人の人柱力もいます。
四尾の初老の男もどちらかというと人嫌いで隠遁していた風貌にも見えます。
ナルト以外にいるもう一人の人柱力、
デイダラの言う世捨て人的な人柱力か
あるいはナルトや我愛羅のような人に思われる人柱力かは分かりませんが、
暁という組織にまだ屈していない人柱力が“意図的”に残されている気がします。
新しい味方として、この残された人柱力が暁を打ち崩すキーマンであると期待しています。