【尾獣の強さを考える5】で I_{1} の値が間違っていましたので、(なぜか+1していた)
記事を修正しておきました。

形態変化

今回も千鳥の考察の続きです。
今回はカカシ(術者)の方には放電電流が飛んでこないのか? 
から雷遁の形態変化について考えます。
よくありがちな話ですが、雷系の技を使うときに、
必ず対象めがけて放電電流が流れていきます。
ところが電流というのはそんな都合よくは流れてくれないのです。
電流は抵抗が少ない最短距離を選んで流れる性質を持っています。
落雷が空気中で進路を曲げて、ジグザクになったり枝分かれしたりしますが、
これは空気中にあるイオン分子の影響(衝突後の電子の電離方向含む)や、
自身の移動による気圧差、乱流など
様々な要因が重なって雷が通る道というのは一様でないために起こります。
したがって雷の落ちる場所を特定したり予測することは困難なのですが、
パルスレーザーを使って、稲妻の通り道となるプラズマを発生させ、
人為的に雷を特定の範囲に誘導するという技術(誘雷)があるようです。
というわけで、これと似たようなことをチャクラでコントロールしている…と結論付けました。
チャクラというエネルギー体を使って

  • 電流が流れる方向を任意にコントロールする

ことが雷遁の形態変化なのでしょう。
そして敵との衝突時に、一気にその対象を敵に向けることで、
その電流を使って攻撃することを可能とするわけです。
ちなみに角都の雷遁忍術・偽暗は、
対象までをチャクラによってつくった電流の通り道で結び、放電攻撃するものと思われます。