さらに、最低でもあるはずの1年のブランクをどう埋めるかを考えます。

その前に少し前回の補足をします。
p \geq 1
を前回の考察(ココ)で与えましたが、
ブランクはなるべく少ない方がいいので、ほぼ1年としていいと思います。
p=1
つまり、
s-r=-12
のときを考えればいいわけですね。ここで変数の確認をします。
s:イタチが分隊長に昇格したときの月数
r:中忍に昇格したときの月数
というわけです。(s、rは互いに依存関係にありません。)
s、rは整数であり、かつ定義域によってすぐに
s=0 \, ,r=12
が導かれこれは、


イタチが暗部分隊長に昇格したのは13歳になってからすぐで、
中忍に昇格したのも11歳になる直前

であることをあらわしています。
そしてイタチがうちは虐殺事件を起こしたのも13歳になってすぐ。
分隊長昇格(13歳0ヶ月)→虐殺事件(13歳0ヶ月)】
という流れは日にち差でぎりぎり成り立ちます。
つまり、ブランクが1年あれば辻褄があうわけです。

ではこのブランクをどう埋めるか。これは非常に大きなミソになってきます。

pは次のように与えました。

p:うちは虐殺事件までに至るまでのあまった時間経過の和

イタチの暗部入隊からシスイ殺害までが半年であるというのは、
ケルベロスさんの考察から、
サスケのアカデミー入学から上期の成績表をもらうまでの期間をおよそ半年としている。
というものをそのまま流用させてもらっていますが、実際には、
上半期+中休み+下半期=1年
なので半年にも満たないでしょう。そこで中休みを1月とし、
中休みがある程度経ってちょうど半年がたつぐらいにシスイ殺害があったと仮定していますが、
このpはあまった時間経過をあらわすので、仮に一月だけシスイ殺害が早くても
p=1+(1/12)
としてしまえば、一緒のことです。
ただ、できるだけ期間は短い方をとりたいので、
p=1
とします。