年始の挨拶もかねて、
NARUTO-ナルト-秘伝・皆の書』が手に入ったので、
この本の内容について考察をしたいと思います。

今年も一年よろしくお願いいたします。m(_ _)m

1.五大国の実情(1)

さて『NARUTO-ナルト-秘伝・皆の書』116p〜 五大国隠れ里近影によれば、
それぞれの里の実情とはまとめると以下のようなものらしいです。





火の国 木ノ葉隠れの里
里長(六代目)(候補):ダンゾウ
<人口> ☆☆☆☆☆
<軍事力>☆☆☆
<経済力>☆☆

穏健派・猿飛ヒルゼンと争った武闘派路線のダンゾウが
六代目火影の座を火の国大名に認めさせる。
ただし、この本によれば六代目火影候補となっており、
正式に六代目火影というわけではなさそう。
この背景には、上忍による信任投票がまだであることなどがあると思われる。
五大国最強であるが、ペイン襲撃により里は損壊中。




風の国 砂隠れの里
里長(五代目):我愛羅
<人口> ☆☆
<軍事力>☆☆
<経済力>☆☆

風の国による忍里の軍縮政策の影響で、貧窮を極めていた砂隠れ。
そのため里の存亡をかけて木ノ葉崩しに加担したりしたが、
今では若き風影主導の下、木ノ葉隠れとの同盟国関係も回復しつつある。




土の国 岩隠れの里
里長(三代目):オオノキ
<人口> ☆☆☆☆
<軍事力>☆☆☆☆
<経済力>☆☆

“暁”さえも利用する程の豪腕な軍事政策ぶりを発揮する土影のもと、
忍界大戦後も虎視眈々と覇権を狙っている。
第三次忍界大戦では侵攻した草隠れの里を拠点に、
木ノ葉を敗北寸前まで追い込んだこともある。
カカシやオビトが戦ったあの“神無毘橋”は岩隠れの補給の要だった。




水の国 霧隠れの里
里長(五代目):照美メイ
<人口> ☆☆
<軍事力>☆☆☆
<経済力>☆☆

四代目やぐらが統治していたときは、
霧隠れの里は“血霧の里”と呼ばれるほど、
内外ともに悪夢の里としての認識が強い。
やぐらには暁の影がちらついていた。
諸外国から海によって隔絶され、
さらに山間部に構える里はまさに難攻不落と表現できる。
やぐらの鎖国体制を崩し、五代目照美メイは開かれた里への政策を推し進める。
桃地再不斬によるクーデター未遂などを考慮すると、
五代目にかわってからの里は比較的新しいものと思われる。




雷の国 雲隠れの里
里長(四代目):エー
<人口> ☆☆☆
<軍事力>☆☆☆☆
<経済力>☆☆☆☆☆

剣術や忍体術を奨励するなど、武術が盛んな里。
加えて“二尾”、“八尾”の人柱力を保有し、
徹底した富国強兵政策を推し進めるこの里は、
他国他里の忍術・忍具などにも関心を向け、
ときには強行ともとれる手段を伴って研究を怠らないほど。

2.五大国の実情(2)

さて、こうして眺めてみると、五大国最強とされている
火の国・木ノ葉隠れもだいぶ疲弊しており、
☆評価では最強の雲隠れ、そして岩隠れに劣っています。
ペイン襲来により里は損壊しましたが、
廻天生の術によって兵力は変化しないものと考えられますので、
霧隠れと拮抗するレベルの力しかない、という評価ととれます。
また皆の書によれば、大名とは国家元首として紹介されていて、
隠れ里に資金援助などをしている模様。
いわば隠れ里とはその国の軍事力という扱いのようです。
――となると☆評価における<軍事力>とはすなわち里の強さを、
<経済力>とは国の資本力を表す度合いを端的に表現したものでしょう。
<人口>は国についてなのか里についてなのかは判断しかねますが、
隠れ里を紹介するコラムなので隠れ里の人口と考えるのが妥当だと考えられます。