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1.現段階における大蛇丸の時系列まとめ
さて、導出過程ばかりで、
いまいち話の流れが見えにくくなっていると思いますので、
現在導き出した大蛇丸の足取りをまとめてみることにしましょう。
いつものように三忍の三人が51歳の誕生日を迎える年を年としましょう。
なお年度の順は昇冪の順に従います。
〈 〉は大蛇丸とは直接関係のない出来事を表しています。
年度 | 起こった出来事 | |
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年 | 忍界大戦終盤→終結 アンコのアカデミー卒業 →大蛇丸への弟子入り ――――――― |
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年
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〈波風ミナト・四代目就任〉 →〈九尾事件後、三代目再就任〉年10月10日以降 禁術開発 →重吾、大蛇丸の下へ →アンコの中忍昇格(呪印) →大蛇丸里抜け(*) ――――――― |
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年 | 〈イタチ暗部内定および入隊〉 →〈イタチの暁入団〉 →イタチとの対決 →大蛇丸脱退 ――――――― |
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年 | 〈うちは一族虐殺事件〉 ――――――― |
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年 | (ナルト達のアカデミー卒業)(5月1日以降) →(波の国任務) →(中忍試験開始)7月1日 →木の葉崩し(8月) ――――――― |
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年 | サスケ里抜け →君麻呂の死 →大蛇丸三度目の転生 ――――――― |
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第一部終了年6月9日〜7月6日 |
- アンコの呪印は大蛇丸に中忍昇格祝いとして授かったかもしれない。
この表と睨めっこしながら、次の時期を考えて見ましょう。
2.大蛇丸の人体実験場〈北アジト〉の設立
大蛇丸が人体実験を繰り返していたとするなら、
すでに木の葉の里を抜ける前から木の葉の里の外に何らかの実験場があったことは確実です。
なぜなら三代目火影に発見された場所がどこであるかは分かりませんが、
すでに重吾(呪印)を研究していたこと、
また三代目らが発見したアジトから重吾が木の葉の里に保護されていないことから、
- 複数のアジトがあった。
- 見つかっていないアジトは木の葉の外である可能性が高い。
- 当時重吾は木の葉の外のアジトに収容されていた可能性が高い。
以上より、北アジトは禁術開発現場発見時にはすでに設立されていた、と思われます。
3.大蛇丸の転生
大蛇丸の暁入団はすなわち、大蛇丸の里抜け後ですから、
考えられる期間は 年〜年の間にあることが分かります。(後々、詳細になると思われます。)
転生するための体探し等によって、五人衆、特に君麻呂との出会いがあったのは、
暁入団の前か後かは決められませんが、これらの出来事や、
暁入団〜退団はオリジナルの大蛇丸であったと思われます。
イタチと対決したとき、切り落とされた右腕が飾られていることから、
イタチと対決した当時まではオリジナルであった可能性が高いと見なせるからです。
イタチ対決直後に大蛇丸の脱退があると見れば、
>>
「…二人目ですかねぇ…」(14巻80ページ) <<
とある通り、木の葉崩し時年までに2回の転生を行ったことがわかります。
また、次の転生までには3年の期間を要するので、きっかり3年であるとすれば、
約年間に2回転生が行われたことを示しています。
ただし重要なことは、
- 大蛇丸オリジナルから一人目に転生する際に3年の期間は必要ないこと。
であり、これに注意すれば、二人目の転生までに必要な期間は実質3年であり、
木の葉崩し時における大蛇丸の転生体は、
年〜年の間に転生されたものであることが言えます。
また屍鬼封尽の影響によって、
サスケを待てず三人目の幻幽丸に転生したことから、
年前半までにはすでに3年の条件を満たしていたと考えられます。
よって、年までには、すでに転生が行われていないといけないので、
- 二人目の転生は〜年にあった。
ということになります。したがって、大蛇丸は一人目に転生した後、
3年の条件を満たして、そんなに時を経ずして器を変えたわけですから、
一人目の転生は大蛇丸に合わなかった、と推測できます。
ただ、気に入らなかったという理由ももちろん考えられますが…。